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いこのひびつれづれ。

好きなことを好きな時に書きたいだけ。

生曲芸団

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相変わらず定番のパンフ写真から。

 

今回は「黒執事」のミュージカルNOAH'S ARK CIRCUSを見に行ってきました。
1期や2期の展開を無視してアニメ化された人気エピソードですよね。
オチが正しくブラックファンタジーという感じで、自分も好きな話です。

この話を毎回クオリティの高い生執事で見られるとは何という僥倖!


ありがたくもチケットが取れましたので、兵庫公演に行ってきました。
兵庫なのに、新神戸から行くより、新大阪経由の方が分かりやすいという(新幹線的に)
新大阪の方が勝手分かっているので、新大阪→梅田から尼崎に乗り込みました。

 

まあ、どう経由したかはさておき。

 

今回のシエルは歴代最年少、すっかりリアル少年が演じるのが定番になってきましたが、新キャストも続投キャストも、そして新レギュラー(?)キャラも入り乱れての講演、楽しませていただきました。


以下、思いついたことを箇条書きにて。

 

  • 開演前に、謎のピエロ2人組が客席に乱入。お客様に色々アドリブをぶっ込んだ後、舞台上で色々芸を見せてくださいました。コントに何故かけん玉、ジャグリングなど。ちなみに正体は……察してください。本編中でもコント挟むのがお決まりの、あの2人組です。彼らも生執事ですっかり定番の見ものよの。
  • 始まりはお決まりのセバスとの契約シーンから。焼き印押されるシーンはなかったですが、シエルの第一声がまさしく「シエルぼっちゃん!」というイメージぴったりの声で大変素敵でした。歌うシーンは少なかったのは残念でしたが、歌も演技も素晴らしかったです。アドリブらしき台詞もあって、末恐ろしさも感じましたが。恐るべし、ぼっちゃん。後、笑顔素敵!
  • 序盤はあっという間にお屋敷からタウンハウスへ、気付いたら一曲の間に、使用人3馬鹿トリオと新キャラ(でも原作ではレギュラーな扱いじゃないかなあ)インドコンビの紹介が済んでいました。はっやいな!
  • 今回の舞台のセットは、かなりの大がかり。くるくる回転して色々な見せ場を作ってくれます。サーカスのテントになるし、お屋敷になるし、儀式の間になるし。歯車がくるくる回る感じで変わっていくので、その動く様を見るだけでも興奮しました。
  • サーカス団メンバーにガチ勢がいた件について。ピーターとウェンディがアクロバット集団出ということもあり、最初から天井から垂れ下がったカーテン状のものにぶら下がって演技という、普通の舞台ではなかなかお目にかかれないショーを披露。あれ、正式な名前何でしたっけ。とにかく、随所で他メンバー以上のアクションを見せてくれて、サーカスの華やかさアップに貢献していました。ただ、この2人のラストが(尺の都合もありますが)あっさりだったのが残念だったなあ。
  • ダガーも何故か一輪車に乗って登場。サーカスアクション中は基本的に乗っていました。何故だ。しかもすごく上手という。元からできる方なのか練習したのかは存じ上げませんが、結構凄かったです。
  • 一番驚いたのはドール。女の子ですが、サーカスの衣装を着ていない時は少年の格好だし、一人称が「僕」で少年っぽいというキャラ。このドールを演じていたのは女装少年という男装少女を女装少年が演じるというややこしさ。難しい役どころだった筈ですが、少年らしいサバサバした部分、少女らしい可愛い部分を見事に切り換えて演じていらっしゃいました。この方も若いんですよね。凄い。中身は男の子なのに、ラストに出てきたドールは女の子にしか見えなかったもの。また、ドールの衣装が一番気合い入ってた! あの面倒な衣装をあそこまで再現するとは。登場した時は、感嘆のため息が客席から漏れてましたし。
  • ジョーカーはまさしくジョーカー以外の何者でもありませんでした。サーカスをしている時の飄々とした部分、仲間内での優しい部分、「お父様」の前で葛藤して苦悩する部分を演じ分けておりました。義手も凄かったなあ。遠目でしか見られなかったのが残念ですが(安定の二階席だったゆえ)
  • スネイクも、まさしくスネイク! 蛇ごとに声音を変えています。ソロ歌は1曲かな。他にも歌いそうな場面はあったんですが、何故か歌キャン発生という。何でや。後、ヤード2人組に何故か絡まれることが多く、ギャグ要員にもなっていました。何でや(2度目)
  • ビーストはちゃんと虎を従えて登場しました。谷間も凄い! ちゃんとセバスとの絡みがありました。あれ、この舞台R指定あったっけ? と思うほど、割とちゃんとしてました。声だけですが。余計に生々しい!  彼女のラストもちゃんと再現してます。ダガーとの絡みからのあのラスト……泣けたわ。3馬鹿のかっこよさに持って行かれた感はありますが。
  • 後半の見せ場は「お父様」の過去語りでしょうか。「切り裂きジャック編」のマダム・レッドに通じる迫力と見応えがありました。これまた難しい役だった筈ですが、少年のように無垢な、でも常人では考えられない狂気というのを思う存分堪能できました。正直、怖かったよ。本当に狂ってたし。未だにあの笑い声が忘れられない。夢に出そう。
  • 後半のもう一つの見せ場であるお屋敷での攻防戦。少し先に触れましたが、尺の関係上、思っていたよりは短かったので、ここは少々不満点。特にメイリンの見せ場少ない。セット上では難しかったかもしれませんが、もう少しガンアクション見たかったなあというのが正直な感想。お陰で例のアクロバットガチ組はあっけなく始末されちゃうし、ジャンボもあっという間に退場。もう数分だけでも長くあれば、印象が変わったかもしれないです。
  • 触れるの忘れてましたが、キャスト続投のウィル。初登場シーンで黄色のピカピカ衣装(大阪かよ!という配色)で場内の笑いを大いに誘うという。あれ、アニメで見た時も爆笑しましたが、リアルで見るものではないね。あの格好で登場する度に呼吸困難になりそうになりましたが。
  • 続投組としては、大好きな葬儀屋さんも登場してます。相変わらずのクオリティ。今回唯一の初回からの続投キャラですかね。残念ながら、今回は自分が一番好きなグエルいませんでしたからね(仕方がないとはいえ、号泣もの)今回やっとこさ、この大好きな葬儀屋さんのブロマイドをゲットすることができました。大切に、大切にしよう。

 

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  • その他。今回は映像での演出が前回以上に多かったという印象。映像が補完していたり時間短縮になっている部分もたくさんあり、効果的に使われていました。流石に誘拐された子供達のサーカスシーンをまんま演者にさせる訳にはいきませんしね。危なすぎる。火事のシーンや、過去回想、心情風景にシネマティックレコードなど、映像演出が活きた作品だったように思います。
  • そう言えば、セバスの話をしていなかったので、少しだけ。前回からキャストが今の方に変わりましたが、今回は前回より余裕ある演技だったように思います。前回は講演開始直後、今回は大千秋楽間近という違いもありますが、どうにも前回は堅い感じが見受けられたので。でも、未だアドリブ少ないように思うのも彼。シエルの方が多かったんじゃないか、下手すると。ただ、歌は圧倒的にうまい。これでもっとアドリブきいてくると、よりぐっと魅力が広がる気がするのですが。

 

まあ、ざっくばらんにこんな感じで。
言い出したらきりがないので、この辺りにしておきます。

 

あの長い話を歌込みで3時間程度に収めているので、どうしても話は端折り気味にはなりますが、見たいシーンはちゃんと押さえていましたし、歌も迫力大、サーカスのアクションも見事、今回も非常にクオリティの高い舞台でした。
今回は客席を巻き込んだ演出も少しばかりあり、気付くと役者さんがそばにいるということもあるかも。
最後には皆でスタンディングオベーションするくらいでしたから。
大千秋楽は全国でライブビューイングしますし、気になる方は是非是非。
黒執事ミュージカルにはずれはないぜ!

 

以上、勢いのままに書き殴った生執事サーカス編のあれこれでした。
お付き合い、感謝!