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いこのひびつれづれ。

好きなことを好きな時に書きたいだけ。

銅鐸発掘

歴史
無論、自分が発掘した訳ではありません。

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連休中、漸く晴れ間も覗きましたので、岡山県古代吉備文化財センターに行って来ました。
お目当ては、先日新聞に載った神明遺跡から発掘された銅鐸です。
10月30日から、期間限定で公開されてますので、うきうきしながら行って来ました。

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こちらが、その銅鐸です(写真OKだったので撮影してきました)
長さ約80センチ、幅約40センチと大きさはやや小ぶりですし、まだ汚れを除去するなどの保存処理もされていないので(実際に銅鐸の中は土が詰まって固まってました)小さいし地味な印象は拭えません。
それでも、自分がテンションが上がった理由は、この銅鐸の発見場所が全国で見ても少数派なパターンだったからです。

銅鐸は、これまでに全国で約570口見つかっているそうですが、大体が集落遺跡以外の場所から偶然見つかることが多いそうです。
山の中から見つかったという話もあったように思います。

一方、この神明遺跡から出土した銅鐸は、集落遺跡を発掘調査中に見つかった数少ない物なのです。
全国でも、発掘中に見つかった銅鐸は20例しかないらしく、案外銅鐸は発掘調査中には見つからないようです。
570例中の20例って、なかなかの確率ですよ。
少数派!

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そんな貴重な発掘例となった神明遺跡の銅鐸。
集落の西の外れから見つかったこの銅鐸の下には、さらに古い時期の竪穴住居があり、住居が埋まった後に30センチほどの穴を掘って銅鐸を埋めたようです。
もしかしたら、この住居に住んでいた人の鎮魂などの意味があったのかななんて、素人的には考えてしまいますけど、果たしてどんな意味があるのか。
これからの調査が待たれます。

こちらの銅鐸は期間限定での公開ですが、他にも特殊器台や古墳から出土した陶棺などは常設展示されているようです。

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これは、岡山県立博物館で見たのと同じ物…

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この陶棺は、全国で見ても岡山県に特化して見つかるようです。
(全国でも発見例の8割が岡山県内)
しかも美作(県北)で多いようです。
知らなかった…
石棺はよく見ますけど。
勉強になった!

他にも、鬼ノ城に関する展示もあります。

こんな貴重な史料が何と無料で見られちゃうのが、文化財センターです。
吉備津神社の裏手にある山の中(車で5分くらい登った先)にあります。
吉備津神社に行ったついでに、見に行ってみてはいかがでしょうか。
なかなか貴重な体験をさせていただきました。

ちなみに自分は、文化財センターに行った後に、吉備津神社にお参りしてきましたよ。
七五三プラス高校の弓道大会で、ごった返してましたけど…びっくり。